Liljequist映幻日
別名
英名
氷晶
配向
レア度
sub-Liljequist parhelia
六角板氷晶
プレート配向
★★★★★★★☆
全観測数 数例
概説
●Liljequist映幻日とは
見た目は映幻日環上の方位角±150~160°あたりに現れる、10°程の幅を持つ白色の明るい領域である。つまりLiljequist幻日と地平線を挟んで対称に出現する。Liljequist幻日より明るいことが多い。
カラム・パリー配向での幻日環ではLiljequist映幻日は起きない。
●原理
六角板氷晶の側面から入射、そこから1つ飛ばした側面・その隣の側面・更にその隣の側面で内部反射し、一度下底面に反射した後、入射した側面から出射することで生まれる。詳細はLiljequist幻日と同様のため詳細は省略する。
●変形・出現光源高度
光源高度が0°の時は方位角160°付近に出現し、光源高度が30°に上がるまでに方位角150°付近に変化、それ以上光源が高いと消滅する。
氷晶が三角形に近いほど見えにくくなり、映幻日環の補助光路として働く。
観測例
Atmospheric Optics
自然光によるLiljequist映幻日と様々な地平線下ハロ。
⇒ More New Halos from Rovaniemi
Atmospheric Optics
人工灯によるLiljequist映幻日と様々な地平線下ハロ。
Atmospheric optics, landscapes, and more
人工灯によるLiljequist幻日、映幻日。
⇒ Subhorizon plate crystal halos
Ice Crystals Halos
人工灯によるLiljequist幻日、映幻日と様々な地平線下ハロ。
⇒ A plate spotlight display on 5th November 2016
Ice Crystals Halos
人工灯によるLiljequist幻日、映幻日と様々な地平線下ハロ。
⇒ The hiding sub-120° parhelion
Ice Crystals Halos
人工灯によるLiljequist幻日、映幻日と様々な地平線下ハロ。
⇒ A distinct Wegener but other reflection halos from column orientation lacking
Ice Crystals Halos
人工灯によるLiljequist幻日、映幻日と様々な地平線下ハロ。
⇒ On some aspects of a display observed in Rovaniemi on the night of 9/10 November, 2016
Ice Crystals Halos
人工灯によるLiljequist幻日、映幻日と様々な地平線下ハロ。