12-13°ハロ
別名
英名
氷晶
配向
レア度
12° halo, 13° halo
エキゾチック氷晶?
ランダム配向
★★★★★★★☆
全報告数 数例
概説
●12-13°ハロとは
見た目は光源を中心とした半径が視角12-13°のぼんやりとした幅の広い円である。
複数回観測されているが、最初の記録は5-6°ハロと同様1998年12月10日の南極にて、Jarmo Moilanen,Walter Tape,Robert Greenlerらが撮影したものである。[1] 基本的にスタック処理しなければ浮かび上がらない。
●出現頻度
まだ数例しか観測されたことが無く極めて稀である。
●原理
12-13°ハロの原理は未だ解明されていない。エキゾチック氷晶と呼ばれる特殊な形状の氷晶によるのか、その幅広さから回折が関与しているのか、複数の度数のハロの組み合わせなのか、アーティファクトなのか、様々な憶測が飛び交っている。
12-13°ハロ等を作るエキゾチック氷晶の理論上の候補として「傾斜の強い(20-23)のピラミッド面を持つ氷晶」「通常のピラミッド面(10-11)、傾斜が弱いピラミッド面(10-12)、二次ピラミッド面(11-21)の組合わさった特殊なピラミッド型氷晶」があるが、詳細は5-6°ハロの項に載せる。
●変形・出現光源高度
不明である。
[1] South Pole display 11-12.12.1998
観測例
5-6°ハロ、13°ハロ、ピラミダルハロ 1998年
⇒ 2012-10-28 Mondhalo, 9°, 18° und 22°
AKM e.V. Forum
13°ハロ、ピラミダルハロ 2012年
ATMOSPHERIC PHENOMENA
13°ハロ、ピラミダルハロ 2013年
A re-visited 13° halo observation from 2013, and some thoughts about the responsible crystal faces
Halo Phenomena
2013年に出現した13°ハロの考察
⇒ halo exotique à 13° - exotic 13° halo
opticsaround
13°ハロ、ピラミダルハロ 2014年
⇒ Rare halos - 2.9.2021 at 13.20 - 2.9.2021 at 16.30 Juva
⇒ Rare halos - 2.9.2021 at 09.18 - 2.9.2021 at 16.14 Kouvola
Taivaanvahti
13°ハロ、28°ハロと様々なハロ 2021年
⇒ Rare halos - 5.3.2022 at 09.00 - 5.3.2022 at 14.18 Kouvola
Taivaanvahti
13°ハロ、28°ハロと様々なハロ 2022年
⇒ Odd Radius Display Including 13° Halo, Vilnius, Lithuania 18th March 2023
The Halo Vault
13°ハロ、ピラミダルハロ 2023年