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31-32°アーク
別名
英名
氷晶
配向
レア度
31-32° arc
頂角20°のエキゾチック
ピラミダル氷晶?
プレート配向?
★★★★★★★★
観測例 1,2例
1/1
概説
●31-32°アークとは
エキゾチックハロの一種と考えられている。観測されたときは光源高度が29°であり、見た目は光源から視角31-32°上方に現れるやや強い分光をした、ほぼ水平の弧であった。
情報が不足しているがシミュレートによる再現は行われており、その結果頂角20°のエキゾチックピラミダル氷晶によるものと考えられている。しかしそのような氷晶のサンプルは発見されておらず、結晶学的にも考えにくい。また、そのような角度ならば他にも多数の関連した現象が起きうるはずだが見つかっていない。
●歴史
2013年7月8に、フィンランドのニヴァラにて、Marko Mikkiraによって初めて観測された。
●出現頻度
観測例は1,2例であり極めて稀である。
●31-32°アークの原理
頂角20°を持つエキゾチックピラミダル氷晶による仮説が立てられている。その氷晶がプレート配向のとき、上底面と対側のピラミッド面とで形成される80°プリズムによって形成されると考えられている。
●変形・出現光源高度
詳細は不明である。現在考えられている仮説では光源高度数度で出現し、光源高度30°付近で最高輝度となり、光源高度が上がるにつれ光源から遠ざかり消失する。
観測例
⇒ Harvinaisia halomuotoja - 8.7.2013 Klo 17.15 Nivala
Taivaanvahti
初めて観測された31-32°アーク
⇒ Harvinaisia halomuotoja - 4.4.2016 Klo 11.00 Keuruu
⇒ Rare halos - 4.4.2016 at 14.20 Saint-Petersburg
Taivaanvahti
31-32°アークの可能性がある観測例
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