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環水平カーンアーク
別名
英名
氷晶
配向
レア度
circumhorizontal Kern arc
分厚い六角板状氷晶
三角形傾向の角板状氷晶
プレート配向
☆☆☆☆☆☆☆☆
観測例 無し
光路の一例
光路の一例
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概説
●環水平カーンアークとは
見た目は太陽から視角45~58°下に現れる、天頂を全周囲む虹色の弧(内側が赤、外側が紫)とされる。これはちょうど環水平アークの出現位置と重複しており、不足した部分を補うように円を描くが、明るさは環水平アークと比較して非常に暗い。
この弧と環水平アークは、カーンアークと環天頂アークとの関係性と同様である。
理論上の現象であり、シミュレーションは確認されているが実際の観測例は無い。
●歴史
特になし。
●出現頻度
理論上の現象であり、観測例はまだ無い。
●環水平カーンアークの原理
カーンアークの原理と同様であり、詳細は省く。
分厚い六角板状氷晶、及び三角形傾向の角板状氷晶に、光が側面に入射した後、側面で内部反射し、2つ隣の側面に内部反射し、下底面から射出することで形成される。これは環水平アークの光路に側方反射が加わったものと考えることが出来る。
●変形・出現光源高度
環天頂アークと同様、光源高度58°から出現するとされるが、氷晶形や原理によって異なる。光源高度が低いと大きく、高いと小さくなる。
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